デジタルが社会に浸透するにつれて、「隠し事の出来ない経営」が益々現実的になってきたと感じています。この様な社会の変化に合わせた新規ビジネスが、新しいツールの開発や従来に無かったサービスの提供といった形で拡がりつつあります。
弊社では、「建設業界の明朗会計」に挑戦して以来20数年になりますが、正義が必ずしも勝つわけではない環境の中で、「厳正中立を守り、決してぶれることのない発注者支援サービス=明豊のCM(コンストラクション・マネジメント)」をブランド化することにこだわり、以下の二つの項目に重点的に取組み、事業を継続・拡大してきました。
1.サービス品質向上
2.高いサービスレベルを持続的且発展的に実現する社内体制構築
この間、BPIAの仲間の皆様から数多くのご支援やご助言を頂きました。
この度は、皆様への感謝の気持ちを込めて、これまでの実績や取組み事例などをご紹介させて頂きます。
■講師
明豊ファシリティワークス株式会社代表取締役社長 坂田 明
1942年生まれ、甲南大学経済学部卒、栗田工業へ入社。高校から社会人迄ラグビー一筋で過し27歳で引退。その後台湾、ブラジルなど海外事業に約10年間従事。1980年に同社退職後明豊ファシリティワークスを創設し現在に至る。
1994年にプライスウォーターハウスコンサルタント株式会社のオフィス新設プロジェクトを、設計・施工(Open book方式)で受注し、情報の可視化、ペーパーレス等の先端的オフィスつくりの基本構想段階から、倉重社長をリーダーとするプロジェクトチームに参画し、Digitalと出会う。
その後、建設業界の明朗会計を目指し、学校、病院、工場、鉄道駅舎、公共施設におけるPM/CMビジネスへ展開中。
■実施スケジュール
全4回。明豊ファシリティワークス(永田町)にて、18:00-20:00開催。
司会進行は、BPIA仙石副会長がご担当。
第1回 2016年2月8日(月)「建設業界の明朗会計を実践するCMサービスについて」
Client Server方式とInternetに出会い隠し事の出来ない社会の到来を確信
明豊ファシリティーワークスの沿革と企業理念
CMサービス提供事例の紹介
CM企業の社会的役割とCM企業で働く人の条件
お客様とのLast one mileへのこだわり
社内規律
「社員の納得性」を目標とする人事制度への挑戦とPMカレッジ
第2回 2016年4月13日(水)「Digitalの有効活用」
社内システム内製化への取組み
Paper lessで出来ていること
Tele workで出来ていること
第3回 2016年7月12日(火)「11年間に亘る見える化への挑戦と成果」
フィービジネスの生産性定量化への挑戦
マンアワー管理の仕組みと管理会計の精度向上
行動分析データベースの人財活用への取り組み事例
第4回 2016年10月18日(火)「自由討論会」
信頼関係構築について
お客様との信頼関係
社員との信頼関係
社会との信頼関係