「生きがい、働きがい、やりがい」を高める
面白工学研究会 (第5期)
現代は「知恵」が価値(競争力)をもつ「知恵社会」である。「知恵」を出すには、能力(知識や技法)とやる気(意欲)を全開して「本気」で実践(体験)する必要がある。面白くなれば、能力もやる気も高まり「知恵」が出やすくなる。さらに、仕事の「やりがい」や会社の「働きがい」も高まり、知的生産性が向上する。 人生や仕事をもっと面白くする「面白主義」を実践するには、面白くする方法論の開発と実践が必要である。「面白工学」とは、創造力開発やプロジェクトマネジメントなどの考え方と手法を活用して、人生も仕事も面白くするための工学である。「面白工学研究会」は「面白工学」をさらに実践的、汎用的なものにしていく研究会である。 今期も、個人の視点だけでなく、組織(企業)の「面白さ」に注目して、個人と組織、さらに社会の発展に寄与する研究会とする。
■ナビゲータ
渕野康一 東洋学園大学現代経営学部客員教授、株式会社東レ経営研究所特別研究員
<ふちの・こういち> 1950 年大阪生まれ。1974年京都大学法学部卒。同年、東レ(株)に入社、主として人事・教育・経営企画畑を歩み、営業・生産現場を支援。2回のコーポレー ト・アイデンティティ(CI)開発プロジェクトに通算7年参画、工場勤務通算12年。2003年(株)東レ経営研究所取締役人材開発部門長として、東レグループ内外の人材育成支援事業を展開。2008年7月から、現職の大学教員に転身、日本の学校教育再生を目指す。ビジネスプロセス革新協議会「面白工学研 究会」、企業研究会、日本能率協会の研究会などのコーディネーター、講師なども務める。著書に『部下の心を動かすリーダーシップ』『事例で学ぶヒューマン エラー対策講座(下)』(JTEX)等がある。ペンネームは「富士男♪」。ブログ「富士男♪だより」(http://fujio-dayori.seesaa.net/)
かせ沢孝之 株式会社データマネジメント 執行役員 営業本部ビジネスサービス営業部 部長
<かせさわ・たかゆき> 1983年より、SE・PMに従事。多くのITプロジェクを経験。プロジェクトの火消しを行うなかで、PMBOKのような、マネジメント標準の適用以外にメンバーの心理状態が、大きな要素を締めることに着目し、カウンセリングや心理学を応用し成果を得た。<主な資格>米国PMI認定 PMP、(社)日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー。<面白趣味>速読による読書(現在の年間読書数は150-200冊)。映画好き(日本でロードショー公開された、スターウォーズ エピソード4の約半数のフィルムの現像した。若かりし頃は年間500本も見ていた。3~4年ほど続けた)。フォークソンギター(簡単なコードなら今でも多少が弾ける)。お料理(調理師歴5年、調理師免許を持つ。第2種衛生管理者、一応、自社の衛生管理者!)
■ 実施スケジュール
来期(第5期)は従来の異業種交流型の研究会は一旦中断して、出前方式の面白工学研究会を開催したい。来年1月から個別企業ごとに、その企業のニーズに合った面白手法の開発の支援をしていきたい。
(例)A社 3時間×3回(オリエンテーション、課題研究、実践研究発表)