皆が実践できる「イノベーションプロセス」を考える 研究会 2014年度 研究会/講演会

6.皆が実践できる「イノベーションプロセス」を考える

イノベーションは天才の専売特許と思っていませんか?

皆が実践できる「イノベーションプロセス」を考える 【新規】

 

Googleで「イノベーション」と検索すると、297万件、「innovation」だと1億300万件ヒットする。その意味で「イノベーション」は人口に膾炙した言葉で、私たちは経営からも「イノベーションを起こせ!」「イノベーティブな製品・サービスを開発せよ!」などと要望・要請されている。ところが、私たちの意識としては「僕らは、ジョブスでもないし、ジェフ・ベゾスでもない。そう、イノベーションは天才の専売特許で、僕らには関係のないことだ。無理、無理、無理」と思いがちである。

このギャップを解消すべく、
(1)「イノベーション」の意味を再認識し
(2)Ordinaryな(普通な、平凡な)我々でもイノベーションを実現できるプロセス(工程)を考え、
(3)「イノベーション」的な活動を組織の皆が実践できる組織のあり方も模索することをテーマにした研究の場。

「イノベーション」とは、20世紀初頭に経済学者シュンペーターによって定義された言葉で『既に存在している知と知を組み合わせることである』で、つまり、その本質は「新しい組合せ(New Combinations)」であるというのが経営学でのコンセンサスにもなっている。

既存なこと・ものを組み合わせて、何か新しいこと・ものを考え、実行・実現していく。
こう考えれば、Ordinaryな(普通な、平凡な)我々にとっても抵抗感が無くなりませんか? また、近年、ハーバードやスタンフォード大学など米国を中心にイノベーション実践論が形式知化しており(ex.クリステンセン著『イノベーションのDNA』)、日本においても、一橋大学の野中郁次郎氏や楠木建氏らによっても具体的なイノベーションケースが提示されている。さらに、「新興国マーケティング」においては、お金を使わず、知恵を使う「ジュガード(Jugaad)イノベーション」や「リバース・イノベーション」などが注目されている。こういった近年のイノベーションに関する知見を参考に、Ordinaryな(普通な、平凡な)我々でもイノベーションを実現できるプロセス(工程)を考え、仕事や組織で実践していくことをテーマにした研究会にしたい。前半は「理論編」、後半は参加者による「イノベーションプロセス実践、その共有」と考えている。

 

■対象:

➤所属組織において、現状に問題意識を持ち、
・何か新しいことをしなければならない
・何か新しいことをしたい という想いがあり、
・思考やものの見方が「おじさん化」していない人。
かつ、何か新しいことを実践する機会形成ができる方。

    ※勉強だけに来る方はご遠慮ください。

 

■ナビゲータ

渡邉 信光 Initiative&Solutions,Inc 代表取締役/組織・人財開発コンサルタント

watanabesan<わたなべ・のぶみつ> 1962年生まれ。1986年中央大学法学部卒、株式会社リクルート入社。以来、HRD系ビジネスの営業、営業課長、マーケティングマネジャー(「7つの習慣」セミナープロモーション)、企画マネジャー(eラーニングビジネスの事業化)、コンサルタントなどを経て、2004年独立。2004年に組織・人材開発系コンサルティング会社Initiative&Solutions,Inc を起業する。大手企業、成長企業の組織・人材開発領域でのサービスを展開。また、複数のコンサルティング会社の支援や「東レ経営研究所」特別研究員を兼務。会員コラム https://bpia-box.com/?p=709

 

■サブナビゲータ

小々馬 恵 NECソフト株式会社 人事総務部 人事シニアマネージャー

■スケジュール

第1回 2013年12月13日(金)16:00~18:00「オリエンテーション」/ 於:イトーキ SYNQA(京橋)
第2回 2014年01月17日(金)18:00~20:00「イノベーションの方法Ⅰ:思考法」
第3回 2014年02月07日(金)18:00~20:00「イノベーションの方法Ⅱ:プロセス1」
第4回 2014年02月24日(月)18:00~20:00「イノベーションの方法Ⅱ:プロセス2」
第5回 2014年03月07日(金)18:00~20:00「イノベーションの方法Ⅱ:プロセス3」
第6回 2014年03月14日(金)18:00~20:00「イノベーションの方法Ⅱ:プロセス4」
第7回 2014年04月 予定「イノベーションの方法Ⅲ:スキル」