BPIA研究会『目からウロコ〜!』 レポート 研究会 2024年度 研究会/講演会

【16周年記念 特別企画】
第179回 BPIA研究会『目からウロコ〜!』(2023/11/28)
『#FutureSpeedへのあくなき挑戦と進化を支える
タペストリー・ジャパンのDigital人材・組織戦略』
講師:タペストリー・ジャパン合同会社
Vice President, Head of International, Information Technology
杉林 隆彦 氏
Head of Digital COE Japan
水野 ライアン 氏

『参加者のみなさんの”目からウロコ〜” Σ(‘◉⌓◉’)』

  • 近年の「目からウロコ~!」を受講して感じる事は、講師のビジネス手法を取り入れるだけでなく、マインドや話し方、生き方も参考になるので杉林さんを見習って、走り続けて自己ベストを目指す。何かに秀でてる人は魅力的で人を引き付けると思います。
  • プレゼンテーションの巧みさもさることながら、前向きな考え方を背景に発せられる一言一言に感銘を受けました。困難な状況を「挑戦できる機会」と表現したり、「International IT Leadership」といった言葉をチームの中でことあるごとに言い続けることで文化を醸成するといった実例は非常に参考になりました。 また、会社の価値観の上に企業文化があり、その上にマインドセットがあるという話や、さらに「会社の価値観を守っていく」ということの重要性に改めて気づくことができました。
  • まずは、プレゼンが素晴らしかったです。写真・キーワードだけで、話の内容が良く入ってきました。文字が邪魔になることがあるのだなっと認識。
    会社のパーパスが現場の目標までつながっていて、とても分かりやすいし、IT部門もちゃんと事業への貢献がはっきりしていて、うちのIT部門はそこまで至っていないと思いました。人材獲得についても、基準がはっきりしていて参考になりました。
  • プロセスを変えることで、考え方や動き方が変わり、コラボレーションやコミュニケーションが変わり、人が変わりチームが変わり成果が出るという点は見習いたいです。
  • チャレンジするためには、それ以外の心理的安定性を高めておくこと。
  • できないことに熱量を使わず、チャレンジすることに費やすこと。
  • 組織改革は「企業の価値観をベースにした一体感と意識改革が伴わないと成功しない」というところに結局はいきつくこと。
    DXは単純に業務プロセスや効率を高めるだけでなく、あらゆる活動を可視化できることで、組織改革の実行性や社員の納得感を向上させるためにも有効である、と気づきました。
  • DXを推進するのは技術・スキルではなく「人」であることを聞けました。
    人が能力を発揮、伸ばしていくためには、組織全体が「人」に対するリスペクトが風土として定着されることの重要さも感じました。
    そしてそれは継続・持続することが必要だという学びを得ました。
    また「社内と社外に同じメッセージを発信・浸透させていくこと」にとても共感を覚えました。
  • 企業の価値観を言語化し、それに見合ったシステムを導入することが大切だということを意見していこうと思います。また、杉林さんがお話されていた「小さな意識改革」も細く長く続けていこうと思います。
  • 最初から最後までPeople(人)にフォーカスしていたところ。当たり前と云われたらそれまでだが、やはり人が中心の世界観を価値としてることは大切。再認識した。
  • DXに限った話ではないかもしれませんが、スキルセットだけではなくマインドセットも重要であること。
  • 現在の組織体制をデジタル時代に向けた組織体制に変革する。
  • 部門名でメンバーを動機づけすること。impossibleとi’m possible。
  • Impossible ではなく、I’m possible を基軸とした行動の実施
  • Change Managementはやっぱり重要だということ。
  • 自分のチームメンバーの事ばかり考えていてIT部門全体の事を考えられていない方たちに対して意識改革をされた事を自社にも応用しようと思います。
  • 社員にチャレンジしてもらうための、リーダシップや目標、メッセージについて参考になりました。
    IT負債についても、社内を見てみたいとも思いました。
  • 3年でGlobal展開をやり切った、フラットな組織と、Agile開発という点にとても価値を感じました。
  • アジャイル開発は欧米の開発手法と思っていた。日本人が発明した方法にもかかわらず、既存顧客の影響でウォーターフォール開発に固執していた。ガラケーのように日本がガラパゴスにまたなってしまうので、しっかりアジャイル開発を考えて取り入れていく必要がある。
  • 日本とアメリカのIT(システム構築)の開発手法の違い。どちらも重要だがSpeed重視か、品質重視か。現在は様々な分野でのシステム開発期間も短期的で厳しい納期を求められるが、ウォーターフォール型では限界が見えていること。
  • ワールドワイドなDX推進体制→本物のグローバル経営、2週間ごとのアジャイル開発
  • 世の中の変化のスピードに自社の変化が追い付いていないと感じました。
    会社の価値観、文化や良い所は残しつつ、世の中の変化に合わせる事が大切だと思いました。
  • DXを進めるうえで必要な要因が整理されており、自身が顧客へ提案する際に紐づけなが話すことによって、より説得力を高められると感じた。
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次回の『目からウロコ〜』#180『 Comming Soon』

講師: 
元湯 陣屋 代表取締役 女将
宮﨑 知子(みやざき ともこ)氏

2024年1月29日(月)18:00〜20:00 
※ 会場開催(日本オラクル 本社@外苑前)
※ Zoom配信はありません。 


【開催概要】

タイトル#FutureSpeedへのあくなき挑戦と進化を支える
タペストリー・ジャパンのDigital人材・組織戦略

Challange & Evolution of #FutureSpeed
Digital Resources and Organizational Strategy at Tapestry Japan
日時2023年11月28日(火)
17:40〜 受付開始
18:00〜20:00 研究会
(※懇親会はありません)
講師杉林 隆彦 (すぎばやし たかひこ)氏 
タペストリー・ジャパン合同会社 Vice President, Head of International, Information Technology

水野 Ryan (みずの らいあん)氏 
タペストリー・ジャパン合同会社 Head of Digital COE Japan
申込方法BPIA会員以外の方も参加できます。
事前のお申込みが必要です。
満席となった時点で、申込受付を終了いたしますので、早めにお申込みください。
下記フォームよりお申込みください。
開催方法会場開催のみ(無料)
※ Zoomでの配信はありません。
会場日本オラクル 本社
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
【13F 会場】
(東京メトロ銀座線 外苑前駅 4B出口直結)
備考※ 発熱・咳等の症状がある方は参加いただけません。
※ 勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。
※ 会場内での撮影・録画・録音は禁止です。

おかげさまで、BPIA研究会『目からウロコ?!』は、
11月で16周年を迎えることができました!

昨年同様、周年記念の特別イベントは会場のみの開催で、
オンラインでは話せない、ぶっちゃけトークの会!

組織改革や人材戦略は企業の要の部分でもあり、
なかなか聞くことができません。
世界中で展開するグローバル企業となればなおさらです。

今回の講演も、ジャパンの広報担当の承認、
さらにNY本社の承認を経て、やっとOKをいただきました。

世界を相手にする企業が、今、どんなことを考えているのか、
コンテンツはもちろん、グローバルレベルのプレゼンテーション
の技術もぜひリアルな場で体験してください!

【講師陣より】

コーチ、ケイト・スペード、スチュアート・ワイツマンを結集させたグローバルなマルチブランド企業のタペストリー・ジャパン。同社がビジネスの転換期を迎える中、Digital Transformation(DX)を実行する為に着手した組織改革と、これに伴う人材戦略及び直面した課題、そして、更に進化を加速させる(#FutureSpeed))為の秘策?!などを余すことなく紹介します。

杉林 隆彦 氏

杉林隆彦(すぎばやし たかひこ) 氏

タペストリー・ジャパン合同会社
Vice President, Head of International, Information Technology

1996年 NTTグループ各社において営業、システム営業、企画部門及び部内システム管理者等を経験
2001年 Gap Japanへ入社。小売業にかかわるシステム全般に携わる(含むBCP, Disaster Recovery)
2007年 現職の前身であるCoach JapanのIT部門へ転身。Project ManagerとしてECビジネス立ち上げに携わる
2011年   職責をアジアに拡大。海外拠点のビジネス自社運営切り替えを経験
2017年 アジアを統括、M&Aを踏まえ、現在はTapestry (Coach, Kate Spade, Stuart Weitzman)にて、International部門(APAC及びEU)を統括

IT部門統括と同時に、各国のビジネスリーダーシップチーム (Operating Group, Leadership Team)の一員としての責を担う

2022 Future CIO 100に選出
2023 Future CIO 100に選出
2023 ONCON ICON AWARD “Top 50 Technology Professional”

水野 Ryan (みずの らいあん)氏

水野 Ryan(みずの らいあん)氏

タペストリー・ジャパン合同会社
Head of Digital COE Japan

・アメリカ・シアトル生まれの日系2世
・大学にてコンピューターサイエンスを専攻
・Deutsche Bank、JP Morgan Chase、野村証券にて金融テクノロジストとして約8年勤務
・グローバル広告代理店にてテクノロジーディレクターとして約8年間活躍。様々な日本とグローバル企業に対するマーケティングテクノロジーやDXのプロジェクトをリード。
・2021年にTapestry Japanに入社し、日本でDigital COE(Center of Excellence)を立ち上げ、DXを通じてビジネスを推進する担当。

■ナビゲーター

井ノ上 美和

■主催

BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)

■共催

ITmedia エグゼクティブ


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