日時:2014年2月18日(火)15:00~17:00
場所:株式会社ソフトウェアパートナー(曙橋駅徒歩1分)
議題:マニュアルEPUB化実験状況と問題点レビュー他
マニュアルとは「標準」を記述したものである。組織目的を達成するた
めの作業のうちで、最も安定して、最も効率の良い行動手順を標準と言
う。しかし作業の対象、取引手続き、使用技術など作業の諸条件が変化
したり、より効率的な行動手順が発見された場合には即座に改訂され
る必要がある。それはビジネスプロセスの不断の革新に通ずるものだ。
経済のグローバル化、ダイバーシティ化の時代の到来で、企業は地域、
性別、人種、言語、ライフスタイルの違いを超えた経 済活動を求めら
れるだけでなく、技術革新によっても行動手順が変わるため、マニュア
ル改訂のスピードも上がっている。 こうした変化にタイムリーに適応
し、かつ皆に使ってもらえるマニュアルづくりを行うために、一定の規
格のもとにマニュアルを電子化するする動きがある。国際的規格
(EPUB3)が制定され、さらにスマートフォン、タブレット端末などの
普及により、「どこでもマニュアル」の可能性が見えてきた。
しかし、電子化されたからといって、皆に使ってもらえるマニュアルに
なるとは限らない。「どのように使ってもらうか」(ユーザビリティ)
を工夫する必要がある。またそれ以前に、マニュアルを不断に見直すシ
ステムが組織の中に必要にもなるし、マニュアルを使うひとに働きがい
を感じてもらう工夫も必要であろう。 今年度は昨年度の成果を基に
ユーザー企業の業務マニュアルを研究会としてEPUB化し運用する実験を
行いたいと考えている。実験によりその効果、問題点を抽出しEPUB化
マニュアルの普及に貢献しつつ企業の業務革新の支援をしたいと考え
ている。
参加メンバーとして、EPUB関連ソフトの日本のトップメーカであるアン
テナハウス社、EPUBでビジネスをしようとしている会員企業、ユーザと
してマ ニュアルのEPUB化を考えている企業等で構成する。なお成果物
は今年度もEPUBで出版するほか、セミナーなどのイベントを行う。
ノウハウは参加会員企業が自由に使えるものとする。
第2期では、研究会のメンバー自らが、EPUBマニュアル作成を実体験す
ることから始めた。
ふるってご参画ください。
※昨年度(第1期)の研究会報告書は、
「マニュアルEPUB化ハンドブック 2014年版」として、
アマゾンのkindleストア(電子書籍)から販売されています。
電子書籍版 1000円
http://www.amazon.co.jp/dp/B00GT9H9LY
実施概要
■日時:2014年2月18日(火)15:00~17:00
■場所:株式会社ソフトウェアパートナー
新宿区住吉町2-11 太田ビル 7F
http://www.sp-inc.co.jp/company/com_over/
■対象:BPIA会員
■アジェンダ:
CAS-UBの使用方法説明とID登録希望者確認(小林 氏)
マニュアルEPUB化実験状況と問題点レビュー
参加メンバーの方、進捗状況をご発表下さい。
■ナビゲータ
木村 修三 EPUBコンサルタント
■実施スケジュール (全7回シリーズ)
定例会は1ヶ月に1回程度とし、年7回開催する。
基本的に第3火曜日16時から18時を定例とする。
(2月、3月は15時から17時となります)
場所は会員企業の会議室にて開催。
必要に応じて適宜作業会議を設ける。
12月17日/準備会 平成26年度計画案、ユーザー募集方法の検討
1月21日/26年度計画の概要説明(木村 氏)
EPUBの技術動向とCAS-UBの紹介(小林 氏)
EPUBマニュアル管理システムの紹介(天井 氏)
マニュアルのEPU化体験者募集2
2月18日/CAS-UBの使用方法説明とID登録希望者確認(小林 氏)
マニュアルEPUB化実験状況と問題点レビュー
3月18日/EPUBマニュアル管理システムの利用方法説明(天井 氏)
マニュアルのEPUB化実験結果発表と問題点討議1
「業務マニュアルのライティング技術」(高橋 氏((株)ハーティネス))
4月15日/「サイバーマニュアルの管理と運営関連」(徳永 氏((株)三技協))
マニュアルのEPUB化体験発表と問題点討議2
5月20日/マニュアルのEPUB化体験発表と問題点討議3
6月17日/EPUBの技術動向とCAS-UB機能更新状況(小林 氏)
EPUBマニュアル管理システムの更新状況(天井 氏)
実業務マニュアルのEPUB化状況の紹介1
7月15日/実業務マニュアルのEPUB化状況の紹介2
まとめ
11月 /研究会報告書(業務マニュアルのEPUB化導入ガイド-仮称)をEPUBで発行