第4期 面白工学研究会(第1回)
テーマ オリエンテーション ― 人生も仕事も面白くする「面白主義」の実践 -
2012年1月19日(木) 17:30 - 19:30 / コクヨ霞が関ライブオフィス
■参加者
富士男♪(渕野康一、ナビゲータ)、タッキー(かせ沢孝之、サブナビゲータ)、古瀬村佳亮、石田麻琴、野間能子、ことみさん(臼井琴美)、実験君(池邊、記録) 敬称略
■配布物
[1] テキスト「部下の心を動かすリーダーシップ3」
[2] 日経BP社の人材開発支援サイト ヒューマンキャピタル Online
~ 人生も仕事も面白くする方法~面白主義の実践(リーダーシップ) ~
[3] 面白工学研究会(第4期)、実施スケジュール、参加者
■研究会ダイジェスト
今回は、第4期の第1回目の研究会ということで、オリエンテーション、自己紹介、連想ゲーム(①「面白い」から連想することは? ②「面白い」の反対イメージは?)、「面白工学」の全体解説と宿題、今後の日程が主な内容であった。第4期目のテーマは、「面白手法」を探っていくことである。そのために、より具体的な場面/シーンで「面白手法」を考え、みんなで汎用化していく。
(1) 目的は、「今の仕事、人生を面白くできないかを考える」「世の中を面白くする」(がんじがらめの世の中を、もっと面白くする)、「『面白い』の本質を追求する」ことである。
目標は、[1]「面白手法」を開発する。①面白手法の類型化と体系化を進める、②面白工学と組織マネジメントの融合を図る、③面白手法の実践事例を創出する、[2]知恵を出し、新しい価値を創造する、[3]本気になって夢中になる、である。
- 「面白手法」を探るために、①語源/ルーツ/由来を探る、②どういったときに面白いかを探る、③自分流の方法を編み出す(3点要約法、各自3つ編み出す)、④共通の方法を汎用化/標準化する、⑤厳密にすると面白くなくなる(自由度を増す)などの方法がある。
- 「成果主義」のアンチテーゼとして「面白主義」を位置付ける。大事にしなければならないのは成果そのものではなく、プロセス(シーン)である。「面白く」するために知恵を出す、そのために意欲が高まり、成果が上がる。 [成果]=[能力]×[意欲]×[行動]
- 面白くする意志を持ち、決意すると、「面白い」ことを探し始め、感度を上げることにつながる。
(2) 「面白工学」に登場する色々な言葉 (今後、順次学んでいく)
- 「面白まじめリーダー」「面白まじめ」
- 「組織心理の3要素」 「リーダーシップ」「モチベーション」「コミュニケーション」
- 「面白い」の本質 「自由(愉快)」「明るい(明快)」「軽い(軽快)」 (快⇔屈)
- 「面白要素」、「面白サイクル」と「我慢サイクル」
- 「サラリーマン左手の法則」、「あたきび」「かんかん」 など
(3) 「面白ネーム」は「面白い」「言いやすい」「夢があった方が良い」(私流の夢、ありたい姿、なりたい姿を名前に託す)。
■宿題と次回の予告
(1) 宿題 (上記用語について、確認しておく)
- テキスト「部下の心を動かすリーダーシップ3」、日経BP社の人材開発支援サイト ヒューマンキャピタル Online 人生も仕事も面白くする方法~面白主義の実践(リーダーシップ)~ を読んでおく。
- 「面白リーダー」と「平凡な管理者」チェックリストで自己評価してみる。
- 自分の「面白ネーム」を決める。
(2) 次回 2月2日(木) 17:30~19:30、19:30~面白交流、「面白まじめリーダー」モデルの研究
(レポート/池邊 純一)