各位
お世話になっております。
次回、第94回 目からウロコの「新ビジネスモデル研究会」は、
11月24日(火)開催です!
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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第94回 目からウロコの「新ビジネスモデル」研究会
日 時:2015年11月24日(火)18:15-20:30(受付開始18:00~)
場 所:日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(不動前)
タイトル:【農業にイノベーションを!『九州力作野菜』プロジェクト】
〜発酵副生バイオマスの再資源化の取り組みによる農業バリューチェーンの構築〜
講 師:高橋 裕典 (たかはし・ゆうすけ)味の素株式会社 食品事業本部
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味の素㈱のみならず、畜産家、農家、農作物の流通・小売業者、消費者のすべてに利益をもたらす「共通価値の創造(CSV:Creating Shared Value)」の実現
発酵副生バイオマスとは、 味の素(アミノ酸)をつくる際に生まれる発酵副産物で、酒粕のような柔らかい粘土状の物質です。
すぐれた有機系肥料として知られており、九州事業所ではこの粘土状のバイオマスを重油を燃やして作った温風で乾燥させて、肥料業者に販売しています。
湿ったままでは農業用機械を使って撒くことができないため、乾燥させますが、しかし、これが大赤字。
年間600klもの重油を燃やして2000tの炭酸ガスも排出しながら赤字を出し続けます。
しかし、ある一軒の農家が行った試みをヒントに、重油を使わずに乾燥させる手法を発見し、大幅なコスト削減に。
さらに、データ分析により、その手法で乾燥させたバイオマスを肥料にすると、甘味やうま味成分を多く含む作物をつくれることも証明できました。
「このデータがあれば作物の売り先を探しやすくなる」と、農家や卸売業に大好評のサービスになりました。
イオン九州で『九州力作野菜』『九州力作果物』ブランドとして販売(クックドゥ)、肥料そのものもホームセンターで『九州力作堆肥』として販売。
また、このバイオマスが、下水処理で発生する汚泥肥料と混合してより質の高い肥料を生産できることがわかり、全国の下水道を管轄する国交省からも注目されるように。
なぜ、つなげられたかは、最初に述べたCSVが関係するのですが、そのあたりをセミナーでお話できれば。
【講師プロフィール】
高橋 裕典 (たかはし ゆうすけ)氏
味の素株式会社 食品事業本部
1976年、広島県竹原市出身。 東京工業大学生命理工学研究科、一橋大学大学院国際企業戦略研究科を修了。農業版経営管理士(佐賀大学)、中小企業診断士。現在味の素株式会社勤務。趣味はアメリカンフットボール(佐賀大学アメフト部元ヘッドコーチ兼監督)とまちおこし(「佐賀市はシシリアンライスでどっとこむ」初代シシリアンプリンス)。好きな言葉は「向き不向きよりも前向き」。4月にアキレス腱を切ったので目下リハビリ中です。
▼▽▼▽▼開催概要▼▽▼▽▼
【日時】2015年11月24日(火)
18:15〜20:30 ←★開始時間が遅くなりました!★
18:15-19:45 研究会 (18:00〜 受付)
19:45-20:30 交流会 (ビールとスナック)
【場所】日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社 本社
東京都品川区西五反田 四丁目32番1号
東京日産西五反田ビル
(東急目黒線 不動前駅より徒歩2分)
http://www.ncd.co.jp/company/base/
【参加費】500円/人 (交流会費込み)
※ BPIA会員以外の方も参加できます
【ナビゲーター】
片貝 孝夫 片貝システム研究所 代表
岩佐 豊 ワイ・エス・マネジメント代表取締役社長
井ノ上 美和 株式会社F&S Creations 顧問
【共催】
ビジネスプラットフォーム革新協議会(BPIA)
ITmedia エグゼクティブ
▼BPIA オフィシャルサイト
目からウロコの「新ビジネスモデル」研究会
https://bpia-box.com/?p=2082
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