会員各位
いつもお世話になっております。
今年度のBPIA講演会では、元日本経済新聞社メディアラボ所長であり、現在も多数の肩書を持つ、
坪田知己氏にナビゲーターを務めていただき、『未来探索の会』を開催いたします!
この会は、技術や経済、社会動向などで20-30年先がどうなるかについて、先見性のある方を招いてディスカッションする形式で行います。
記念すべき第1回のゲスト・スピーカーには、元朝日新聞社の服部桂氏をお招きいたします。
服部氏はMITのメディアラボで研究員をするなど、インターネットの歴史や社会に与える影響などに関して、深い知見と洞察をお持ちです。
今回は、服部氏が翻訳を務められた『インターネットの次に来るもの』を課題図書として、講演会を開催いたします。
本会ではBPIAにご興味をお持ちの会員ご紹介者様にもご参加いただけます!
大変貴重な機会となりますので是非お連れ様もご一緒に、お越しください。
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【第1回 未来探索の会】
日 時:2017年3月23日(木)18:30-20:00(受付開始18:10~)
場 所:リコーITソリューションズ株式会社(晴海 トリトンスクエア)
タイトル:インターネットの次に来るもの
講 師:服部 桂(はっとり かつら)氏
※課題図書について
『<インターネット>の次に来るもの』(ケヴィン・ケリー著 NHK出版)2,000円+税
を事前に読んでお越しください。
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≪ナビゲーターからのメッセージ≫
この会は、技術や経済、社会動向などで20-30年先がどうなるかについて、先見性のある方を招いてディスカッションする形式で行います。
原則として、課題図書を事前に読むことを義務付けます。単なる興味の方はご遠慮下さい。少人数で、濃密でレベルの高い議論をしたいと思います。
第1回の課題図書は『<インターネット>の次に来るもの』(ケヴィン・ケリー著NHK出版)です。面白い本です。
インターネットの社会的な影響についての本は、いい加減な本が多い(特にデジタルメディアの未来については、まともな本は皆無)のですが、この本は唯一、読むに値する本です。
訳者の服部氏は、30年来の友人で、日本の新聞業界では「朝日の服部、日経の坪田」と言われた関係です。
服部氏に話したところ、快諾していただき、この本の魅力、読むべきポイントを話していただきます。半分以上をディスカッションに当てます。読んでない人の質問は受け付けません。
【講演内容】
米デジタルカルチャー誌「WIRED」の創刊編集長ケヴィン・ケリーの近著『<インターネット>の次に来るもの』は、過去30年間のデジタル化の歴史を振り返り、われわれがいかにその意味を理解していなかったかを分析する。さらにその結果をもとに、インターネットが支配するデジタル時代の持つ本質的な力学を「アクセスする」「シェアする」などの12の言葉で特徴づけ、これらが不可避な形でこれからの社会や生活を支配し、これからAIやVRのテクノロジーが加わることで、いろいろな分野で現在は考えられないようなイノベーションが起きると予想する。しかし、なぜこうしたテクノロジーの進化はなかなか目に見えず理解できないのだろう? この本を読み解くことで、現在起きているデジタル時代の変化を可視化し、かつ未来を見るための方法論が可能なのかどうかを論じる。
【講師プロフィール】
服部 桂(はっとり かつら)氏
1978 年朝日新聞社入社。80年代初頭にAT&Tの通信ベンチャーに出向。87 年から89 年まで、MITメディアラボ客員研究員。科学部記者、「ASAHIパソコン」 副編集長、「DOORS」編集委員、「PASO」編集長を歴任し、ジャーナリスト学校でメディア研究誌「Journalism」を編集。 著書に「人工現実感の世界」(日刊工業新聞 技術・科学図書文化章優秀賞)、「人工生命の世界」「メディアの予言者 マクルーハン再発見」など。訳書に「ヴィクトリア朝時代のインターネット」「テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?」など多数。
◆◇◆◇◆開催概要◆◇◆◇◆
■日時: 2017年3月23日(木)
18:30-20:00 研究会 (18:10〜 受付)
20:00-21:00 懇親会 *ビールと軽いおつまみを出します。可能な方はご参加ください。
■場所: リコーITソリューションズ株式会社
東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX(総合受付 42F)
(勝どき駅より徒歩7分、月島駅より徒歩9分)
http://www.jrits.co.jp/about/access/tokyo.html
■参加費: 500円/人(交流会費込)
※ BPIA会員ご紹介者の方も参加できます。
■募集人数: 30名程度
※少人数で密にディスカッションができる会にしたいと思います。
■ナビゲーター:
坪田 知己(つぼた ともみ)氏
1972年日本経済新聞社入社。大阪社会部、名古屋編集部、東京産業部などで記者。『日経コンピュータ』副編集長、産業部デスク、社長室マルチメディア担当次長、マルチメディア局企画開発部長、電子メディア局次長、日経メディアラボ所長を経て、2009年定年退職。1994年以降、日経のインターネット事業戦略の立案に従事。
(独)産業技術総合研究所の研究評価委員を10年勤める。2003-10年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究教授。
現在は合同会社Loco共感編集部代表社員、京都工芸繊維大学特任教授、NTTドコモ・モバイル社会研究所理事、内閣府・地域活性化伝道師など13の役職を持つ。
著書は『サービス文明論』『21世紀の共感文章術』『2030年メディアのかたち』『マルチメディア組織革命』など多数。
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