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【レポート】これからの日本の方向性を考える ~享保雛と限界集落ツアー ~

目からウロコの新ビジネスモデル特別編 <告知
訪問先:群馬県吾妻郡東吾妻町
日 時:2014年3月1日(土)
案内役:片貝孝夫 目からウロコの新ビジネスモデル研究会ナビゲータ

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■ 参加者レポート;坪田知己さんfacebookより

当日は6時50分に家を出て、東京から高崎まで新幹線。JR吾妻線で、郷原に行き、古民家2軒を見学、昼食後、岩島の片貝家に行き、享保雛を見学した。

「享保」というと、徳川吉宗の「享保の改革」で有名で、1700年ごろのこと。その時代のお雛さまが残っていると聞き、興味津々でツアー(16人)に参加した。去年の春も、広島県の鞆の浦でたくさんお雛さまを見て、今までに100以上のお雛さまを見てきたが、享保雛には驚嘆した。me2

何がって・・・大きい。最大で80センチもある。この大きさのものは見たことがない。形がダイナミック。内裏様以外が七福神というのも大変珍しい。ということで、これって重要文化財級だと思う。(町指定の文化財だが国指定でもおかしくない)

この片貝家の6代目の母が、娘のために、文政年間に買ったという。奢侈禁止で、享保6年(1721年)に8寸(24センチ)以上のお雛さまの制作が禁止されており、それ以前のものとされている。これを江戸から上州へ大八車に積んで運んだという。これだけのものを守り続けていることに、大いなる敬意を持つ。JR岩島駅から徒歩10分ほどのところです。お雛さま好きには必見のものです。

ツアーはその後、応永寺という曹洞宗の大きなお寺を見学、問題の八ッ場ダムの建設予定地を見て、天狗の湯という温泉につかって帰京。

曇り空でしたが、非常に楽しいツアーでした。企画した片貝氏に感謝。

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■参加者感想

・色々と有り難うございました。100年単位の歴史を経ている本モノが持つ重さが、とても心地よかったです。今、作られたモノが300年後、400年後の人達がどう見るかと考えると気が遠くなりますが、お雛様はそれを実現したことになるのでしょう。これからの100年も目の前の1年の積み重ねと言うのが現実だと思います。目の前の1年は、色々と厳しいことの連続かとも思われます。皆様のご健勝が何よりも大切かと思っています。有り難うございました。

・古くからの良きものを、生活の一部としつつ大切に守ってこられたお姿とお会いした皆様のお人柄に、深く感銘いたしました。また、次の世代に繋ぐことの意味、難しさを再認識いたしました。

・限界集落ツアーで片貝家に伝わる見事な雛人形を見せていただきました。片貝さんは群馬県吾妻町岩下の旧家のご出身。写真では伝えきれないすばらしさがあり3月7日まで実家を開放して一般公開しているそうで一見の価値ありです。享保雛とよばれて享保6年(1721年)以前の作だそうです。片貝家6代目のかたが長女の出世時に江戸へ行き購入したそうです。圧倒的な大きさと輝いている表情、何百年もきれいに保存されたことにただただ感心しました。村でなく国の重要文化財級です。内裏雛と七福神の9体です。日本由来の神は恵比寿(下中央)だけと認識をあらたにしました。片貝さんありがとうございました。きび餅おいしかったです

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