みなさん、こんにちは。BPIA/WEBビジネス研究会ナビゲータの石田です。今回は、1月21日に日本オラクルさんのセミナールームをお借りして開催した、WEBビジネス研究会-ワークショップ編-第1回についてレポートさせていただきます。
これまで3年間、合計14回の研究会をスクール形式で行ってきたWEBビジネス研究会として、新しいチャレンジをする第四期になりました。ワークショップ形式で研究会を行うのも初めてですし、同じメンバーで複数回の研究会を行っていくのも初めてです。この新しい挑戦に、BPIA会員企業から4社、場所をお借りしている日本オラクルから宇木さん、そしてBPIA事務局から3名、ナビゲータの石田を含め、10名でWEBビジネス研究会-ワークショップ編-がスタートしました。
*はじめに
今回、WEBビジネス研究会のワークショップ編を進めるにあたり、なぜ新しいチャレンジをするかをみなさんに共有させてもらいました。これまでWEBビジネス研究会は14回研究会を開催してきましたが、「研究会で学んだことが、本当に現場に落ちているのか」「BPIA会員企業のWEBビジネスを成長させることはできたのか」、私の喉にずっと引っかかっていたことでした。第四期のWEBビジネス研究会-ワークショップ編-は、BPIA会員企業各社のWEB担当者を対象にした研究会です。実際に現場のみなさんに研究会に参加してもらうことによって、より今後の実践に繋げてもらえればと思っています。
*自己紹介・会社紹介
まずは第1回目の研究会ということで、参加メンバーの方々に全員の前で自己紹介・会社紹介をしてもらいました。短い時間ですが、これから4回の研究会を共に過ごす仲間です。研究会がWEBについて深く考える場であるのと同時に、WEB担当者のみなさんの情報交換の場にもなれば良いと思っています。
会社の紹介もそこそこに、あくまで自分個人の紹介をメインで行っていただきました。今回、WEBビジネス研究会を通じて学びたいこと、最近のトピック(近況報告)についてもお話しいただき、個人のパーソナリティも良く理解することができました。
*導入セミナーのおさらい
研究会に参加された方の半分の方は、導入セミナーに参加されていなかった方でしたので、導入セミナーの内容をおさらいしました。本ワークション編の目的である「WEBサイトを経由した新規案件を増やす」ということは、「WEB上から新規顧客を獲得する」ということです。そのために行うことの手順は、「WEBサイトで売りたいもの(製品・サービス)を決める」「売りたいものをどうWEBサイトで見せるかを考える」「売りたいものの存在を知ってもらう方法を考える」「データをとって、カイゼンする」、以上の4つです。そして、4番目の「データをとって、カイゼンする」が半永久的にループさせ、成果へとつなげていくわけです。導入セミナーのおさらいでは、具体的な実践事例(弊社コンサルティング事例)を交えてお話ししました。
*各社、現状のWEBへの取り組み
WEBへの取り組みは各社それぞれです。すでにWEB担当者をつけて本格的にWEBサイトを運用されている会社もあれば、WEBの担当者をつけていなく、他部署との兼任になっている会社もあります。WEBサイトを自社内で制作している会社があれば、外注で運用を回している会社もあります。ここでは参加各社について、現状のWEBへの取り組み状況をお話ししてもらいました。まずは、現在運営・運用しているWEBサイトの紹介です。WEBサイトが複数ある場合は、それぞれの役割の違いの紹介、個々のWEBサイトどのような目的を持っているのかも説明いただきました。また、社内におけるWEBサイト運用・運営の体制について、各社共有をしました。各社の体制についての話などは、研究会に参加して横のつながりができたからこそできた情報共有かと思います。
*WEBサイト改善ポイント①②
WEBサイト改善のポイント①②である、「WEBサイトで売りたいもの(製品・サービス)を決める」「売りたいものをどうWEBサイトで見せるかを考える」についてディスカッションをしようとしたところで、第1回目の研究会の2時間が経ち、タイムアップとなりました。次回の研究会まで、各社「売りたいもの(製品・サービス)を決める」、「売りたいものをWEBサイトを使ってどうしたいか(決済したい、問い合わせが欲しい等)を決める」、「売りたいもののページを共有する」(ここまで、各社1/27までに共有)、そして「売りたいもののページ」を見て、「質問事項を1つずつ考えてくる」(次回研究会まで)、以上を宿題とすることにしました。次回は、具体的な改善ポイントから入っていきます。
WEBビジネス研究会-ワークショップ編-はまだ始まったばかりです。これからが本番。WEBサイトの成果を決めるのは「データをとって、カイゼン」なので、その部分を厚く話せればと思っています。次回から、ならば、途中参加が可能ですので、もし希望されるBPIA会員企業があれば事務局までご連絡ください。では、引き続き、どうぞよろしくお願いします。