テーマ: 「面白主義」の実践方法1演習 - 面白まじめリーダーモデルの研究
2012年2月2日(木) 17:00 - 19:00 / コクヨ霞が関ライブオフィ
■参加者
富士男♪(渕野康一、ナビゲータ)、タッキー(かせ沢孝之、サブナビゲータ)、古瀬村佳亮、佐藤正俊、南真由美、野間能子、堀米昌、横山弘樹、ことみさん(臼井琴美)、実験君(池邊、記録) 敬称略
■配布物
[1] テキスト「部下の心を動かすリーダーシップ3」
[2] 日経BP社の人材開発支援サイト ヒューマンキャピタル Online
~ 人生も仕事も面白くする方法~面白主義の実践(リーダーシップ) ~
[3] 面白工学研究会(第4期)、実施スケジュール、参加者
■研究会ダイジェスト
第4期の第2回目の研究会で、新たに向かえた参加者の自己紹介、面白工学のオーバービュー、音楽から連想する面白連想ゲーム、「面白リーダーシップ」のセルフチェック(面白リーダーシップイメージの体感、自己認識、相互共有)を行った
第4期目のテーマは、「面白手法」を探っていくことであるが、「面白リーダーシップ」の視点から「面白まじめ」「あたきび」「かんかん」に焦点を絞って研究した。
(1) 「面白リーダーシップ」のセルフチェックでは、①「面白リーダー」と「平凡な管理者」チェックリスト、②「面白まじめ」リーダーシップ診断表(「面白まじめリーダー」度テスト)の2様式を体験した。
- ①の様式は、東レ研究所での35才以下の技術系の人達への上司像に対するアンケート結果(95年)に基づいて考案したものあり、②の様式は、「面白まじめ」「あたきび」「かんかん」の要素+マネジメント要素(マネジメント、リーダーシップ、イノベーション、マーケティング)毎に5段階評価したものである。
- 本来は、多面評価で(人にも評価してもらって)、使用すると良い。
- 凹んでいる項目についての弱点解決ではなく、強みベスト3(3点要約法)、且つ、一番の強みを把握して強みを伸展していくこと良い。
- 弱点を直すより、強みを伸ばす方が「面白い」。強みが伸びれば弱みが隠れていく(ドラッカーの言葉)
(2) 「面白工学」では、「人生を面白く」「仕事を面白く」することで「世の中を面白く」するという優先順位がある。即ち、「ワーク・ライフ・バランス」ではなく、「ライフ・ワーク・マネジメント」であり、「生き甲斐」「働き甲斐」を高めて「明るい朗働」を実現するマネジメントを目指している。
- 「ワーク・ライフ・バランス」では、「生活をするために与えられた仕事をして、仕事をするために会社がある。それが人生とバランスする」となる。一方、「ライフ・ワーク・マネジメント」では、「会社は働き甲斐の場であり、そこでは自ら選択した仕事を行い、それが生き甲斐とも重なり心豊かさのある人生の中に積み重ねられていく」となる。
- C・I・バーナード、「組織」とは「協働」体系であり、そのためには「目的」(リーダーシップ)、「対話」(コミュニケーション)、「意欲」(モチベーション)が必要である。
- 3大リーダーシップ論「資源論」「能力論」「役割・機能論」がある。広義には「対人影響力」、協議には「指導力」とも捉えることができる。「対人影響力」には、更に、プラス面・マイナス面がある。
■宿題と次回の予告
(1) 次回 3月1日(木) 17:00~19:00、19:00~面白交流、「面白主義」の実践方法2演習:やる気と「面白要素」
(レポート/池邊 純一)