こんにちは、BPIA/WEBビジネス研究会ナビゲータの石田です。今回は5月12日(木)に日本オラクルさんのセミナールームで開催された、第五期WEBビジネス研究会の第3回についてレポートをさせていただきます。
今回の研究会も参加メンバーのみなさんのスピーチからスタートしました。今回のスピーチでは「自社がホームページのリニューアルに取り組み始めた」「個人としてWEBサイトを立ち上げようと思っている(着手している)」という話が数人からあがりました。このWEBビジネス研究会を通じて、よりWEBの活用に興味を持ってもらい、具体的なアクションに繋がっているようで嬉しく思いました。
第五期WEBビジネス研究会のモデルケースとしてWEBサイトの更新状況、成果データを紹介してくれているのがBPIA法人会員・日本コンピュータダイナミクスの自転車メディアサイト「LIFE-B」です。前回4月14日以降のWEBサイトの改善のひとつとして、スマートフォンでサイトを閲覧した時のUI・UXの改良をあげてもらいました。みなさんもぜひ、パソコンだけではなくスマートフォンで「LIFE-B」を閲覧されてみてください。いくつかWEBサイトを回遊してもらうための仕掛けが入っているはずです。
また、鈴木編集長にさらなる改善点としてお話ししていただいたのは「LIFE-B」の記事の増やし方でした。4月に「LIFE-B」に追加された記事のほとんどは外部のライターの方を活用して執筆されています。WEB上で取得できるどのデータを使って「記事のテーマ」を決めているのか。「記事のテーマ」と外部のライターを繋ぐための管理の仕組み(管理エクセル)を実際にパソコンに表示してくれました。
そしてデータです。前回の研究会ではGoogleアナリティクスで取得することができる「ユーザーサマリー」「参照元/メディアデータ」「検索キーワード」「コンテンツサマリー」の4つのデータについて、2月と3月の月次データを比較しました。今回は鈴木編集長に4月のデータを持ってきていただいたので、2月3月4月の3か月間のデータの変化を確認することができました。
具体的な数字には触れませんが、2月3月4月とWEBサイトの閲覧数(ページビュー数)が飛躍的に伸びていました、しかも、日を追うごとにページビュー数の伸びが加速しているのが特徴です。たとえば、デイリーでのページビュー数が100PVに到達するまでの期間、200PVに到達するまでの期間、300PVに到達するまでの期間、この間の期間がどんどん短くなっています。
この5月中にもこれまでと同じペースで「LIFE-B」には記事が上がっていく予定とのことなので、どこまで加速が伸びていくのか、はたまたどこかのタイミングで踊り場がくるのか。参加メンバー一同、非常に楽しみになった研究会でした。
さて、次回6月16日(木)のWEBビジネス研究会は、いよいよ第五期の最終回になります。次回は2月3月4月5月の4か月間のデータを比較して、その結果と原因についてディスカッションができればと考えています。参加メンバーのみなさん、次回もよろしくお願いします。
最後になりますが、会場をお貸しいただいている日本オラクルの椎木さん、宇木さん。BPIA事務局の川上さん。「LIFE-B」の鈴木編集長。誠にありがとうございました。最終回になりますが、また次回6月16日(木)も、よろしくお願いいします。